省エネ住宅設計支援ツール
建もの燃費ナビ

トップページ製品・サービス > 省エネ住宅設計支援ツール「建もの燃費ナビ(タテモノネンピナビ)」

製品概要

建物の省エネ化手法はたくさんあります。高断熱化、庇の設計、換気システムの検討、給湯器の選択等です。それぞれの手法を行えば省エネ化が進むのは間違いありませんが、各項目がどの程度省エネ化につながっているのか?この最も重要なことを今までは検討することができませんでした。
その結果、限られた費用をどの項目に割り当てるべきかを検討することも難しい状態でした。「建もの燃費ナビ」は、この問題を解消し、真の省エネ、真に経済的な予算配分の実現が可能となります。

「建もの燃費ナビ」は、建築3次元CAD「A's(エース)」をベースにしたプログラムで、簡単に間取りや屋根を入力し、建物の燃費を"見える化"するシステムです。国際規格ISOやEN、および温熱計算を細かく規定するDIN規格をベースとした厳密な温熱計算を行う「パッシブハウス・プランニング・パッケージ (通称PHPP)」の日本語入力サポート機能が搭載されており、建物の形状、窓の寸法や位置、庇などの影の影響などを自動的に拾って温熱計算を行い、信頼性のある正確な計算結果を、ビジュアル的にわかりやすい提案シートで出力できます。

製品の特長

基本入力は環境に応じて3タイプ

基本入力は3タイプ!お使いの環境に応じて選択できます。
建もの燃費ナビには、簡単に操作できるCAD機能が標準搭載され、一から間取りを入力していくことができますが、CEDXM形式で他社製建築3次元CADデータを読み込み基本データとして利用することもできます。
また、CAD操作に慣れていない方には、計算に必要な数値を直接入力する「CADスキップ入力」にも対応しています。
お使いの環境に応じた基本入力をお選びいただけます。

A.CAD基本入力

プラン、屋根、高さ設定などを簡単に入力することで、計算に必要な数量が自動算出されます。

B.他社製CADデータ読込み

次のような他社製 建築3次元CADデータと連携が可能です。(CEDXM形式※出力対応CAD)

  • 株式会社DTS「Walk in home」
  • 株式会社コンピュータシステム研究所「BuildVisor ALTA」
  • 日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社「DigiD」
  • 福井コンピュータアーキテクト株式会社「ARCHITREND ZERO」
  • 株式会社メガソフト「3DマイホームデザイナーPROシリーズ」
  • 株式会社インテグラル「ホームズ君 構造EX/ホームズ君 耐震Pro」 など

※CEDXM(シーデクセマ)形式とは、意匠CADとプレカットCAD間の連携データの標準化を目指し策定したXML形式に基づいた標準データ仕様で、意匠CAD間のデータ連携を保証するものではありません。

C.CADスキップ入力

CAD入力に不慣れな方でも、建もの燃費計算に必要な情報を直接入力することができます。
CADスキップ入力の場合は、直接「建もの燃費ナビ 計算モード(Excel)」に遷移します。

簡単なステップ入力で正確な計算結果を算出

  • PHPP計算エンジン(ISO13790準拠)搭載
  • 全国842箇所の拡張アメダス気象データ搭載
  • 開口部の寸法、断熱性能

プランモード

次の情報をステップ入力します。

  • 各部位の断熱パターン
  • 外皮の熱吸収、熱放射
  • 開口部の寸法、断熱性能
  • 庇相当物
  • 方位 など
プランモードから計算モードを呼び出し

計算モード

次の情報をステップ入力します。

  • 外皮断面構成
  • 有効床面積、外皮面積
  • 基礎周りの情報
  • サッシ寸法、遮蔽情報
  • 換気に関する情報
  • 蓄熱、換気の情報
  • 照明、冷暖房設備 など

分かりやすいグラフで建もの燃費を見える化

プリンタ出力するだけのExcel形式の提案シートで一次エネルギー消費から用途・燃料別の光熱費試算まで、グラフで建もの燃費を見える化します。

  • 建もの燃費ナビ 計算結果
  • 光熱費シミュレーション結果
  • 冷暖房・気象グラフ

詳細な燃費性能の表示

今までも一次エネルギーが計算できるサイト、ソフト等ありましたが、Q値が1.9以下になるといくら性能アップしても評価されなかったり、庇の有無、建物の配置角度による日射取得量による冷暖房負荷の差は全く反映されないような簡略化されたもの。もしくは、非常に高価で入力も実務者には到底できないほど難しいもののどちらかでした。
建もの燃費ナビは「詳細な燃費性能」を「できる限り簡単な入力」によって実現します。

設計者による計算結果のズレを防止

省エネ計算ソフトには必須な作業である面積・容積計算を自動化することで、今までのQ値計算でよくあった「人によって結果が違う」という問題を大幅に減らすことができます。公正な省エネ基準を目指すからこそ非常に重要な機能であり、将来このソフトを基準として採用する方にとって、審査する側としても非常に楽になります。

パッシブな設計手法の習得に貢献

設計の自由度は保ちながら最終的な「燃費規制」だけはきっちりとした結果を出すことができるようになります。その結果設計者はコストの範囲内でいかに効率よく結果を出せるかを何度も繰り返すうちに自然とパッシブな設計手法が身についていきます。

社員の設計レベル向上

会社内において、パッシブハウスほどの厳格な基準を満たさずとも会社として「当社の住宅は暖房負荷30kwh/㎡年は順守します」と表現すれば、設計の自由度を保ちながら自社の建ものの性能を担保することが可能になり、その上社員の設計レベルも格段にアップします。

競合他社との燃費比較による営業効果アップ

他社との競合になったとき、価格差があったとしても「でも燃費の差はこれだけあります。同じ温度を維持する場合、光熱費は10年で取り返せるので長い目で見ると当社の建ものの方が安くなります」といった営業をビジュアル的なプレゼンシートを用いてできるようになります。