住宅営業のための建築プレゼンボードの作り方!
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建築プレゼンボード

住宅営業において、間取りやデザイン、暮らし方の提案をどれだけわかりやすく伝えられるかは、受注を左右する重要なポイントです。近年は建築CADやプレゼンテーションツールの進化により、間取り図やパース、住宅の性能や設備内容などをまとめた「建築プレゼンボード」を活用した住宅提案が一般的になってきました。

住宅購入を検討されているお客様にとって、図面や口頭説明だけで住まいをイメージすることは簡単ではありません。そのため、提案内容を一目で理解できる建築プレゼンボードを用意することは、「わかりやすい住宅営業」を行うためには欠かせない要素といえるでしょう。

本記事では、住宅営業で成果につながる建築プレゼンボードの作り方や、わかりやすく伝えるためのポイント、具体的な作成例に加えて、プレゼンボード作成を効率化できるおすすめのソフトについてご紹介します。

建築プレゼンボード(建築プレゼンテーションボード)とは?

建築プレゼンボードとは、住宅の間取りや外観・内観イメージ、住宅の性能や設備内容など、提案に必要な情報をまとめた住宅提案用の資料です。設計図のように専門的な資料ではなく、住宅購入を検討しているお客様に向けて、住まいの内容をわかりやすく伝えることを目的として作成されます。

建築プレゼンボードには、平面図や立面図、パース画像に加え、住まいのコンセプトや想定される暮らし方の一例、住宅性能や設備の特長などが整理されて掲載されることが一般的です。これらの情報を視覚的にまとめることで、お客様は「この家でどのような暮らしができるのか」を具体的にイメージしやすくなります。

住宅営業の現場では、口頭説明や図面だけでは伝えきれない内容を補うツールとして、建築プレゼンボードの重要性が高まっています。特に複数案を比較検討する場面では、情報を整理し、誰が見ても理解しやすい形で提示される建築プレゼンボードが、スムーズな意思決定を後押しします。

プレゼンボード

住宅営業における建築プレゼンボードの役割

住宅営業での建築プレゼンボードの最大の役割は、提案内容を「わかりやすく伝える」だけでなく、お客様の理解と納得を深め、意思決定を後押しすることです。情報を整理して視覚的に提示することで、提案の意図や住まいの特長が伝わりやすくなり、商談の質を高める効果が期待できます。

住宅は高額で検討期間が長いこともあり、「よくわからないまま判断する」ことに不安を感じるお客様が少なくありません。建築プレゼンボードを活用することで、間取りやデザイン、住宅の性能や設備内容を具体的に把握できるようになり、安心して検討を進めてもらいやすくなります。

また、建築プレゼンボードは営業担当者ごとの説明のばらつきを抑える役割も果たします。資料として提案内容が整理されていれば、誰が説明しても一定の品質で情報を伝えることができ、会社としての提案力の底上げにもつながります。

住宅提案

建築プレゼンボードに求められる要素

住宅営業において建築プレゼンボードが役割を果たすためには、どのような情報を掲載するかが重要になります。ここでは、建築プレゼンボードに最低限盛り込んでおきたい要素を整理します。

  • 住まいのコンセプト・提案のポイント
    この住宅でどのような暮らしを実現できるか、提案の軸となる考え方を簡潔にまとめた説明。プレゼン全体の方向性を示す役割を担います。
  • 間取り図
    住宅全体の広さや部屋配置、生活動線がひと目でわかる情報。専門的な図面ではなく、お客様が直感的に理解できる表現が求められます。
  • 外観・内観パース
    完成後の住まいの雰囲気やデザインを視覚的に伝えるためのイメージ。外観だけでなく、LDKなど主要な居住空間のパースを掲載すると効果的です。
  • 暮らし方や使い勝手に関する説明
    動線計画や収納計画など、日常生活を想像しやすくするための補足情報。図面やパースを見ながら理解できる内容が望ましいです。
  • 住宅の性能や設備内容
    断熱性・耐震性などの住宅性能や、採用している設備の特長といった、建物の中身に関する情報。数値や専門用語はできるだけわかりやすく整理します。
  • 建築条件・前提事項
    延床面積や想定予算、標準仕様・オプションの範囲など、建築計画の前提となる条件や事項。事前に整理して示すことで、提案内容を正確に伝えやすくなります。

建築プレゼンボードの作り方

建築プレゼンボードは、間取り図やパース、住宅性能の説明、設備写真などをただ並べれば完成するものではありません。住宅営業で成果につなげるためには、「誰に」「何を」「どのように」伝えるかを整理したうえで作成することが重要です。

住宅提案では、お客様の家族構成やライフスタイル、住宅に求める価値観によって、重視すべきポイントが大きく異なります。そのため、すべての情報を一律に掲載するのではなく、提案の目的に合わせて内容や構成を考える必要があります。

ここでは、住宅営業で“伝わる”建築プレゼンボードを作成するために押さえておきたい基本的な考え方を、ステップごとに解説します。

1.どんなお客様に向けた提案なのかを整理する

建築プレゼンボードを作成する際、最初に行うべきことは「どんなお客様に向けた提案なのか」を明確にすることです。家族構成や年齢、現在の住まいの不満点、住宅に求める条件によって、伝えるべき内容は大きく変わります。

例えば、子育て世代であれば家事動線や収納計画、共働き世帯であれば生活リズムへの配慮、高性能住宅に関心があるお客様であれば断熱性や省エネ性能など、強調すべきポイントは異なります。
まずは「この提案で、何を一番伝えたいのか」を整理することで、建築プレゼンボードの方向性が定まります。

2.提案のゴールを明確にする

次に重要なのが、建築プレゼンボードを使ってどこまで理解してもらいたいのか、提案のゴールを設定することです。ゴールが曖昧なままでは、情報を詰め込みすぎたり、逆に伝えるべき内容が不足しがちになります。

例えば、

  • 間取りや暮らし方をイメージしてもらうこと
  • 他プランとの違いを理解してもらうこと
  • 次回打ち合わせにつなげること

といったように、提案の段階によってゴールは変わります。

建築プレゼンボードは「完成形の資料」ではなく、営業プロセスの各段階で、内容や見せ方を使い分けるツールとして考えることが大切です。

3.伝える情報を絞り、構成をシンプルにする

建築プレゼンボードでよくある失敗が、情報を盛り込みすぎてしまうことです。伝えることが多いほど、結果として何も伝わらなくなってしまいます。

提案の軸が決まったら、掲載する情報を取捨選択し、構成をできるだけシンプルにまとめましょう。「この情報は今回の提案に本当に必要か」「口頭説明で補える内容ではないか」といった視点で整理することで、プレゼンボード全体が見やすくなります。

情報量を抑えることで、お客様の視線や意識を、伝えたいポイントに自然と集中させることができます。

4.誰が説明しても伝わる形に落とし込む

建築プレゼンボードは、作成者だけが理解できる資料では意味がありません。営業担当や設計担当など、誰が説明しても同じ内容が伝わることが重要です。

そのためには、専門用語を多用しすぎず、図や文章の配置にも一定のルールを持たせる必要があります。説明がなくても内容が理解できる構成を意識することで、商談の質を安定させることができます。

また、属人的な説明に頼らないプレゼンボードは、社内での共有や引き継ぎもしやすく、組織全体の提案力向上にもつながります。

“伝わる”建築プレゼンボードのポイント

レイアウト|視線の流れが自然な配置

建築プレゼンボードのレイアウトは、情報を順番に見せる重要な要素です。視線の流れが不自然だと、どれだけ良い提案内容でも理解されにくくなってしまいます。

一般的には、左上から右下へ自然に視線が流れる配置を意識し、最初に見てほしい情報を目立つ位置に配置するのが効果的です。間取り図やパースなどのビジュアル要素を中心に置き、その周囲に補足説明を配置すると、全体のバランスが取りやすくなります。

文字サイズ|説明しなくても読める大きさ

文字サイズが小さすぎると、お客様は内容を読み取ることに集中してしまい、提案全体の理解が進みません。建築プレゼンボードでは、「読ませる」よりも「ひと目で伝える」ことを意識する必要があります。

打ち合わせの場で座ったまま無理なく読める文字サイズを基準にし、補足説明として使う文章はできるだけ短くまとめましょう。重要なキーワードは文字サイズや太さを変えて強調すると効果的です。

フォント|住宅提案に適した安心感のある書体

フォントの選び方は、プレゼンボード全体の印象を大きく左右します。住宅提案では、個性的すぎるフォントよりも、読みやすく安心感のある書体を選ぶことが大切です。

フォントの種類はできるだけ絞り、タイトル・本文で使い分ける程度に留めると、全体に統一感が生まれます。文字の可読性を優先することで、内容そのものに意識を向けてもらいやすくなります。

色使い|提案内容を邪魔しない配色

色使いは、建築プレゼンボードの見やすさに直結します。多くの色を使いすぎると、情報が散漫になり、伝えたいポイントがぼやけてしまいます。

ベースカラー+アクセントカラーのように色数を抑え、強調したい部分だけに色を使うのがおすすめです。パースや図面が主役になるよう、背景色や文字色は控えめにすると、全体がすっきりとまとまります。

タイトル|提案の軸が一瞬で伝わる見出し

建築プレゼンボードのタイトルは、その提案で最も伝えたい内容を端的に表す役割を持っています。タイトルを見ただけで「どんな家の提案なのか」がわかるようにしておくことで、プレゼン全体の理解がスムーズになります。

「○○な暮らしを叶える住まい」「家事動線を重視したプラン」など、提案の軸を言葉にして示すことで、お客様の視点を自然に誘導することができます。

建築プレゼンボードの例

ここでは、建築CAD「A's(エース)」で作成した建築プレゼンボードの例をご紹介いたします。

プレゼンボードサンプル①
プレゼンボードサンプル②
プレゼンボードサンプル③
プレゼンボードサンプル④
プレゼンボードサンプル⑤
プレゼンボードサンプル⑥

おすすめの建築プレゼンボード作成ソフト「A's(エース)」

A's(エース)の概要

「A's」は、図面作成を中心に、建築パースやプレゼン資料の作成など、住宅提案に必要な業務を一元的に行える建築CADです。直感的な操作で設計業務をスムーズに進めることができ、作成した区画に部屋名を指定するだけで、壁や柱、床高などの仕上げを自動生成できます。図面の変更時には関連する図面をリアルタイムに更新し、設計データの整合性を保ちながら作業効率を高められます。

さらに「A's」は、建築プレゼンボード作成用の機能を搭載しており、入力した図面データから、間取り図や建築パースなどプレゼンに必要なコンテンツを選択したテンプレートに効率よく配置し、出力できます。設計データをそのまま活用できるため、資料作成の手間を抑えつつ、誰が作成しても一定品質の建築プレゼンボードを作成できる点も特長です。

おすすめできる理由

「A's」は、建築プレゼンボードに欠かせない間取り図や建築パースを、スピーディかつ手軽に作成できる建築CADです。初回提案までのスピードを高めるプレゼンボードの自動出力機能をはじめ、表現のクオリティを向上させるエフェクト機能など、プレゼンに役立つ機能を幅広く備えています。さらに、ウォークスルーができるスマホアプリや室内を見渡せるパノラマビューといったプレゼンボードと併用しやすいツールも搭載しており、より訴求力のある提案を実現できます。

  1. 建築プレゼンボードを手間なく作成

    入力した図面をもとに、間取り図や外観・内観パース、カラー立面など、建築プレゼンボードに必要な各種画像を自動生成し、レイアウトされた状態でそのまま出力できます。プレゼンボードのデザインは、新築用・リフォーム用など、用途に応じて豊富に搭載されたテンプレートから選ぶだけ。初回提案時など、スピードが求められる場面でも、手間をかけずに質の高い提案資料を用意できます。

  2. パース表現の幅を広げるエフェクト・レタッチ機能

    「A's」には、建築パースの完成度を高めるための機能が搭載されています。樹木や人物などの点景を手軽に配置できるほか、夜景パースの作成にも対応しており、建物の魅力をより印象的に表現できます。さらに、やわらかな印象を与える手描き風パースの作成も可能なため、提案内容や施主の好みに合わせて表現を使い分けることができます。

  3. 体験型プレゼンを可能にするスマホアプリとパノラマビュー

    「A's」のスマホアプリを使えば、お施主様のスマホ上で住宅内をウォークスルーしたり、壁や床などの色を切り替えて比較したりすることができます。完成後の空間を“体験しながら”確認できるため、イメージの共有がスムーズに進みます。また、パノラマビューでは室内を360度自由に見渡すことができ、ブラウザから閲覧可能。PCやスマホなど端末を選ばず確認できます。

  4. 共有と業務効率化を支えるクラウド連携

    クラウドによるデータ共有サービスを活用し、お施主様専用ページを公開できます。専用ページでは、図面やパースはもちろん、建築プレゼンボード、スマホアプリ用データ、パノラマビューまで一元的に共有可能です。資料のやり取りや確認作業をスムーズに行えるため、打ち合わせや業務全体の効率化につながります。

  5. 安心のサポート体制

    マニュアルやFAQなどのサポート用コンテンツが充実しており、操作に迷った際も専門スタッフによるリモートサポートを活用して迅速に問題を解決できます。

パースのクオリティを高めるレタッチ機能

パースのクオリティを高めるレタッチ機能

住宅内を自由にウォークスルーできるスマホアプリ

住宅内を自由にウォークスルーできるスマホアプリ

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